中古PCは「8GB」で遅い?ブログが快適になる「16GB」へのメモリ増設費用対効果をプロが解説

なぜメモリ16GBは「投資」であり「費用」ではないのか

中古PCのスペックにおいて、CPU(Core i5 第8世代以降)の次に、メモリを16GBに増設することは、収益化を目指すブロガーにとって「必須の投資」です。

多くの人がメモリ増設を「費用」と考えがちですが、私のSEとしての経験から言えば、これは「時間と収益を確保するための最も安価な保険」であり、初期の「投資」として捉えるべきです。

メモリはPCの「作業台の広さ」を意味します。

8GBという狭い作業台で複数のタスク(リサーチのタブ、執筆のエディタ、画像編集ソフトなど)を同時並行で行うと、PCは以下の処理を頻繁に実行し、結果的にあなたの作業を中断させます。

スワップ処理
メモリ(8GB)に入りきらないデータを、SSD(ストレージ)に一時的に待避させる処理。
フリーズ/遅延
スワップ処理中はPCの動作が極端に遅くなり、数分間のフリーズが発生します。

このフリーズこそが、あなたの貴重な執筆時間とモチベーションを奪う最大の敵です。

 


8GBで妥協した場合の「具体的な損失額」シミュレーション

数千円のメモリ増設費用を節約するために8GBで妥協すると、最終的に年間でいくらの損失が出るかを、具体的な数値でシミュレーションします。

損失額シミュレーション(ブログ作業単価:1,000円/時)

 

項目8GBメモリ使用時(低スペック)16GBメモリ使用時(推奨スペック)
作業効率の低下率約30%の効率低下ほぼ低下なし
1記事あたりのロスタイム平均 20分 (フリーズ・再起動・タブ切り替え)0分
年間作成記事数100記事100記事
年間の総ロスタイム20分 × 100記事 = 33時間 20分
時間ロスの金銭換算33.3時間 × 1,000円/時 = 33,300円

【結論】
メモリ増設費用が仮に5,000円だったとしても、1年で約33,000円の貴重な作業時間を失うことになります。

8GBで妥協することは、年利約600%の損益を出し続けるのと同義であり、ブログをビジネスとして捉えるなら、最も非合理的な選択です。

 


【SE歴40年の視点】メモリ増設は「システムの安定性」への投資

私は、過去に大手メーカーで交換機やルーターなど、24時間稼働する機器のOS開発に携わってきました。システム開発において、メモリは「余裕」を持たせることが鉄則です。

安定性を最優先すべき3つの理由

エラー回避の費用対効果
会社でシステムを設計する際、メモリをケチってシステムダウンすれば、その復旧費用は増設費用を遥かに超えます。ブログも同じく、フリーズによる記事データ損失(損失額無限大)のリスクを数千円で回避できるなら、増設しない理由はありません。

OSの進化
現在のWindowsや各種ブラウザ(Chromeなど)は、3年前より遥かに多くのメモリを消費します。8GBでは、OS側の「頑張って動かそうとする無理な調整」でCPUに余計な負荷がかかるため、Core i5 第8世代の性能を活かせません。

中古PCの宿命
中古PCは新品より不安定になりがちです。それを補うためにも、メモリという物理的な余裕を持たせることは、長期的な安定運用に最も貢献します。

作業メモリが不足すると、メモリ上にあるアクセスの少ないデータを一旦ストレージに保存し、作業メモリを確保するスワップという作業が発生するため、CPUやストレージを早くしてもパソコンがカクつく場合があります。

動画の変換など処理を早くしたい場合はCPUを速くする必要がありますが、ブログの編集にはブラウザのタブを多く開いたり、ソフトをいくつも同時に起動するため、CPUを速くするよりメモリを増やす方が効果的です。

 

メモリ増設の見極め方と購入戦略

中古PCでメモリを16GBにする方法は2つあります。

戦略1: 最初から16GBモデルを購入する

メリット
PCが届いてすぐに作業を開始できる。相性問題の心配がない。

デメリット
8GBモデル+増設メモリを購入するより、初期費用がやや高くなることが多い。

推奨
予算に余裕があり、PC本体の購入と同時にすべてを解決したい人。
(「【予算決定】中古PC「3万円台」の妥協点と「5万円台」への投資判断を徹底比較!収益に直結する価格の見極め方」の5万円台後半のPCが対象)

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戦略2: 8GBモデルを購入し、後からメモリを増設する

メリット
初期費用を抑えられる。費用対効果が最も高い。

デメリット
メモリの相性問題が発生するリスクがゼロではない。自分で裏蓋を開けて作業する手間がかかる。

推奨
初期費用を抑えたいが、最終的に16GBにしたい人。
(「【予算決定】中古PC「3万円台」の妥協点と「5万円台」への投資判断を徹底比較!収益に直結する価格の見極め方」の3万円台後半のPCが対象)

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【重要】
ほとんどの法人向けWindows中古PC(Dell Latitude, ThinkPadなど)は、ネジを数本外すだけでメモリ増設が可能です。この作業は特別なスキルは不要です。中古PCは拡張性が高いWindows法人モデルを選びましょう。
(「【中古PC限定】ブログにMacとWindowsはどっち?保証、価格、バッテリー寿命で見る失敗しないOS選び」でWindows推奨を解説済み)
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まとめ:メモリ16GBは「収益化への切符」である

中古PCでブログ収益化を成功させるには、8GBと16GBの間の数千円の費用を「投資」と割り切れるかどうかが重要です。

メモリ容量収益化への影響
8GB年間3万円以上のロスタイムとフリーズのリスクを抱え、モチベーションを削る。
16GB作業効率を確保し、フリーズのリスクを回避。CPU(Core i5 第8世代)の性能を最大限に引き出し、最速で収益化を目指せる。

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