【2026年最新版】ブログの信頼度を上げる!正しい「外部リンク」の貼り方とSEOに効く㊙︎ルール

外部リンクは「信頼のバッジ」です!

前回の記事で、ブログの「血流」を良くする内部リンクの活用法についてマスターしていただきましたね。これで、あなたのブログは読者が迷子にならない、快適な空間になったはずです。

今回は、あなたのブログを外の世界と繋ぐ「外部リンク」のお話です。
この記事にたどり着いたということは、外部リンクについて詳しく知りたい、外部リンクで得をしたいと考えている方ですね。

「読者を他のサイトに送っちゃうなんて、もったいない!」 「自分のブログから離脱されたくない!」

そう考えるのは自然ですが、実はこの外部リンクこそが、あなたのブログの「信頼性」と「専門性」をGoogleと読者に証明するための「信頼のバッジ」なんです。

そこで、ブログ初心者でもすぐに実践できる、SEOに効く正しい外部リンクの貼り方と、アフィリエイトで収益を守るためのルールを、具体的な画像のイメージと合わせて徹底解説します。

さあ、あなたのブログを「信頼できる情報源」へと進化させましょう!

 

【40年SEの参照プロトコル論】
信頼されるシステムは、情報の出典を厳格に公開する。 外部リンクとは、あなたのブログが参照する情報源の「正確性」と「公平性」を外部に示すための参照プロトコル(規約)である。特に、sponsoredタグの利用は、金銭の対価を伴うリンクの公平性を保つ、プロとしてのコンプライアンスの証明となる。

外部リンクとは?なぜSEOと信頼性に不可欠なのか?

外部リンクが持つ2つの役割

外部リンクとは、あなたのブログ以外の、外部のウェブサイトへ繋がるリンクのことです。ブログ運営における外部リンクには、大きく分けて以下の2つの役割があります。

 

ページ同士が繋がっている
ページ同士が繋がっている

役割① 記事の「信憑性」を高める(SEOへの影響大)

あなたの記事で「○○に関する調査によると…」と書いたとします。その情報がどこから来たのか、読者は常に疑問を持っています。

・公的機関(例:厚生労働省)のデータ、大手新聞社の調査結果、専門家による研究論文などへリンクを貼ることで、あなたの記事の情報の「裏付け」となり、信憑性を飛躍的に高めることができます。

・Googleは、特にYMYL(人の健康やお金に関わるジャンル)において、この「情報の裏付け」を非常に厳しく見ています。信頼性の高い外部情報源へのリンクは、SEO評価におけるE-E-A-T(専門性、権威性、信頼性)の重要な要素となるのです。

役割② 読者の「利便性」を向上させる

読者が「この情報、もっと詳しく知りたい!」と思ったとき、すぐに一次情報にたどり着けるようにするのは、ブログ運営者の義務です。

関連性の高い情報源へリンクすることで、読者の疑問を解消し、満足度を高めることができます。
結果的に、「このブログはいつも親切で、必要な情報が揃っている」という印象を与え、リピーターを増やすことに繋がります。

 

 

外部リンクは、あなたの記事の情報を補完し、ブログ全体の信頼性を上げる「橋渡し役」です。

外部リンクと被リンクの違い(混乱しやすいポイント)

ここで、ブログ初心者の方が混乱しやすい「外部リンク」と「被リンク」の違いを整理しておきましょう。

 

項目意味合いSEOへの影響対策
外部リンクあなたのサイトから外部へ向かうリンク記事の信頼性を高める(Good!)信頼性の高い情報源に貼る
被リンク外部サイトからあなたのサイトへ向かうリンクドメインの権威性を高める(Very Good!)質の高い記事を書き、シェアしてもらう
 
【ポイント!】
・外部リンクは、自分の記事の信頼性を「証明」するための施策。
・被リンクは、サイト自体の人気や権威性を「獲得」するための施策。

今回は「外部リンク」に焦点を当てますが、「信頼性の高いサイトへ外部リンクを貼る」ことは、間接的にあなたのサイトの評価を上げ、結果的に「被リンク」を獲得しやすくなる土壌を作ります。


失敗しない!外部リンクを貼る際の3つの鉄則

外部リンクを貼ることは重要ですが、無作為に貼ってしまうと、かえってブログの評価を下げてしまうリスクもあります。
以下の3つの鉄則を必ず守りましょう。

鉄則1:リンク先は「信頼性の高いサイト」に厳選する

あなたのブログが参照しているサイトが、Googleからの評価を左右します。リンクを貼る際は、情報の「質」を最優先してください。

 

リンク先評価具体例
公的機関🥇 最高評価厚生労働省、消費者庁、大学の公式研究機関、自治体サイト
大手・権威メディア🥈 高評価専門分野の大手企業公式サイト、新聞社、業界団体のサイト
一般的ブログ🥉 低評価出所不明な個人ブログ、情報が古すぎるサイト、スパムサイト。特に、YMYL分野において、「誰が書いたか(著者情報)」が不明確なサイトへのリンクは、あなたのブログの信頼性(Trustworthiness)を連鎖的に低下させる。

<NGな例>
・情報の裏付けが必要なのに、匿名性の高い掲示板や、出典不明のブログにリンクを貼る。
・記事の内容と全く関係のないサイトへリンクを貼る(読者を混乱させます)。

 

公的データに基づいていることを示すことで、あなたの記事の情報を読者は安心して受け取ってくれます。

鉄則2:新しいタブで開く設定を徹底する(読者の離脱防止)

外部リンクを貼る際に最も基本的な設定ですが、これが抜けると読者はあなたのブログから一瞬で離脱してしまいます。

<設定すべき理由>

1.ユーザー体験の維持
外部サイトを閲覧した後、ブラウザの「戻る」ボタンを押さなくても、元のあなたの記事にすぐに戻ってこられます。

2.離脱率の抑制
あなたのブログのページが閉じられることを防ぎ、サイト滞在時間を維持しやすくなります。

リンクをクリックしてウインドウを表示させ、ペンのマークをクリックする。

 

 

「新しいタブで開く」にチェックを入れる。

 

 

この設定をするだけで、読者は外部サイトを閲覧した後、簡単にあなたのブログに戻ってくることができます。

鉄則3:「アンカーテキスト」は内容を具体的に示す

アンカーテキスト(リンクが貼られた文字)は、読者とGoogleの両方にとって重要です。

 

評価アンカーテキストの例理由
OK「厚生労働省の令和6年度調査データ」リンク先の内容が具体的で、情報源が明確。
NG「詳しくはこちら」「ここをクリック」リンク先の内容が不明確で、読者もGoogleも情報を把握しにくい。
 
【ポイント!】
アンカーテキストは、単なる誘導ではなく、リンク先が「どんな情報を提供している場所なのか」を明確に伝える役割があります。この工夫が、記事の「分かりやすさ」としてSEO評価に貢献します。

SEO最重要!「nofollow」タグと「sponsored」タグの正しい使い方

外部リンクの中でも、「アフィリエイトリンク」や「広告」といった収益に関わるリンクは、特別な処理が必要です。この処理を怠ると、Googleから「ガイドライン違反」と見なされ、ペナルティを受けるリスクがあります。

なぜアフィリエイトリンクに特別なタグが必要なのか?

通常、あなたのブログから外部サイトへのリンクには、Googleが評価を渡すための「follow(辿って評価を渡す)」という指令が自動でついています。

しかし、アフィリエイトリンクは「金銭的な対価を伴うリンク(広告)」です。

Googleは、対価が発生しているリンクから評価が不当に操作されることを防ぐため、「評価を渡さないでください」という指令を付けることを義務付けています。これがrel="nofollow"rel="sponsored"タグです。

Googleが推奨するリンク属性の使い分け

以前は全てnofollowで対応していましたが、現在はリンクの種類に応じて使い分けることが推奨されています。

 

リンク属性用途補足
rel="sponsored"アフィリエイトリンク、広告バナー、企業とのタイアップ記事のリンクなど、金銭的な対価が発生しているリンク。アフィリエイトリンクには原則これを使いましょう。
rel="nofollow"読者コメント欄のリンクや、信頼性が低いと判断したサイトへのリンクなど。評価を渡したくない場合に使う。スパム防止など、汎用的に評価を無効化したい場合に有効。
rel="ugc"ユーザー生成コンテンツ(UGC)、つまり、コメント欄やフォーラムでユーザーが投稿したリンク。自分の管理外にあるリンクと区別するため。

 

<アフィリエイトリンクの貼り方ポイント>

・ASPから提供されたアフィリエイトコードをそのまま貼るだけでなく、必ずリンクタグの中にrel="sponsored"(またはnofollow)を追加しましょう。

・多くのWordPressテーマやプラグイン(例:リッチなボタン作成機能など)には、この設定をワンクリックでできる機能が搭載されています。

 

ボタンにrel="nofollow"を挿入する場合の注意点(※Cocoon)

WordPressで作成したボタンをHTML編集し、rel=”nofollow”を追加しても変更が反映されません。

そこで、ボタンブロックをHTML編集表示させ、

rel=”noopener”へ”nofollow”を追加したコードをコピーします。

そして、カスタムHTMLブロックを配置し、コピーしたコードを貼り付けます。
これをビュー表示にすると、”nofollow”が入ったボタンが表示されます。

アフィリエイトリンクには、必ず「sponsored」または「nofollow」を付けるのが、ブログ収益を守るための最重要ルールです。

アフィリエイトリンクのクリック率を上げる工夫

収益化に欠かせないアフィリエイトリンクは、ただ貼るだけでなく、クリック率(CTR)を上げる工夫が必要です。

工夫1:アンカーテキストを「結論」にする

読者がリンクをクリックするのは、記事を読んで「行動したい」と思った瞬間です。曖昧な表現ではなく、具体的な行動を促しましょう。

 

評価アンカーテキストの例
NG「ここから購入する」
OK「〇〇(商品名)を公式サイトでチェックする」 「今なら20%オフ!限定キャンペーンを見る」

工夫2:リンクは自然な文章の中に含める

記事の途中でアフィリエイトリンクを羅列すると、広告色が強くなり、読者は引いてしまいます。必ず、読者の悩みを解決する「提案」として自然な流れでリンクを貼ることが重要です。

読者の悩み
 ↓
解決策の提示(商品紹介)
 ↓ (読者の悩みを解決する具体的な手段)
リンク


外部リンクのよくある疑問Q&A

Q1
外部リンクは貼りすぎるとダメですか?
A

貼りすぎること自体が問題ではありませんが、「目的」が重要です。

読者の利便性や情報の裏付けのために必要なリンクであれば、記事のボリュームに応じて何個あっても問題ありません。ただし、以下の状態はNGです。

無作為な羅列: 記事の内容に関係なく、ただアフィリエイトリンクを大量に貼っている。
過剰なアンカーテキスト: 記事のほとんどの文字にリンクが貼られており、本文が読みにくい。

目安としては、記事の「情報の裏付け」が必要な箇所に絞って、厳選して貼るようにしましょう。


Q2
自分の別ブログに貼るリンクは外部リンクですか?
A

はい、別ドメインで運営している場合は「外部リンク」として扱われます。ただし、このリンクにはnofollowsponsoredを付ける必要はありません。

あなたのドメインから別のあなたのドメインへは、通常のfollowリンクで評価を渡しても問題ありません(ただし、関連性の低いサイトへ無作為に大量に貼るのはスパムと見なされるリスクがあります)。

もしサブドメインで運営している場合は、基本的には内部リンクとして扱われます。


Q3
信頼性の高いサイトにリンクを貼ると、自分のブログの評価が奪われますか?
A

いいえ、評価を「奪われる」ことはありません。むしろ逆です。

信頼性の高いサイトへリンクを貼ることで、Googleは「このサイトは信頼できる情報源を参照している」と評価します。これは、あなたの記事の信頼性(E-E-A-T)を高めるための行為であり、自己犠牲ではありません。読者やGoogleに「親切なサイトだ」と評価してもらえる大きなメリットがあります。


Q4
アフィリエイトリンクには必ずnofollowsponsoredを付けるべきですか?
A

はい、Googleは金銭的な報酬が発生するリンク(広告、アフィリエイトなど)に対して、検索エンジンに評価を渡さないようrel="sponsored"を推奨しています。nofollowも許容されますが、より明確に意図を示すためにsponsoredを使用することがベストプラクティスです。これは、検索結果の公平性を保つためのルールです。


Q5
リンクを貼るとき、target="_blank"で新しいタブで開くようにすべきですか?
A

一般的に、外部リンクはtarget="_blank"(新しいタブ/ウィンドウで開く)を設定することが推奨されます。 その理由は、読者があなたのブログ記事から離脱せずに、参照先の情報を見ることができるためです。元のタブにあなたの記事が残っていれば、情報を確認した後、読者はすぐにあなたの記事に戻ってきて続きを読みやすくなります。


Q6
アンカーテキスト(リンクの文字)は、URLそのままが良いですか、それとも具体的な文章が良いですか?
A

具体的な文章(アンカーテキスト)を使用することが推奨されます。 例:「この記事の出典(https://example.com/data/)」ではなく「[厚生労働省の統計データ]」のように、リンク先の内容を簡潔に示している方が、読者にとっても検索エンジンにとっても親切です。これにより、リンク先がどのような情報であるかを明確に伝えることができます。


Q7
リンク先のサイトが閉鎖したり、URLが変わったりした場合はどうすれば良いですか?
A

いわゆる「リンク切れ(デッドリンク)」の状態です。これは読者のユーザビリティを損ない、サイトの信頼性低下にも繋がるため、定期的なチェックと修正が必要です。

【修正方法】
1.リンク先の情報と同じ内容の新しいURLを探して差し替える。
2.該当する情報源が見つからない場合は、リンクを削除する。 ブログのプラグインや外部ツールを使って、リンク切れを一括でチェックできる機能を利用すると効率的です。


Q8
外部リンクを貼る際に、著作権や引用のルールに注意すべきことはありますか?
A

外部リンクを貼ること自体は著作権侵害にはなりませんが、リンク先のコンテンツをあなたのブログ内で引用する際には注意が必要です。

 

【引用のルール】
引用した文章は、「誰の」(出典元)「どの部分を」引用したかを明記し、引用元がわかるようにリンクを貼ることが大切です。また、引用する範囲は、あなたの記事が「主」であり、引用部分が「従」となるように、必要最小限にとどめる必要があります。

外部リンクは「ブログの価値」を証明する

今回は、外部リンクの適切な使い方、特にSEOと収益化に直結する重要なルールについて解説しました。

 

外部リンクの鉄則目的
信頼性の高いサイトに貼るGoogleと読者に「情報の裏付け」を提示し、E-E-A-Tを高める。
新しいタブで開く設定読者の離脱を防ぎ、サイト滞在時間を維持する。
sponsoredタグを使うアフィリエイトリンクからの不当な評価を防ぎ、Googleのペナルティを回避する。

 

外部リンクは、あなたの記事の価値を証明し、読者の満足度を高めるための強力なツールです。これらのルールをしっかり守って、あなたのブログを「読者もGoogleも信頼するサイト」へとさらに成長させていきましょう!


Next Step:「レビュー記事で稼ぐ」に迫ります!

今までの記事で、だいぶ、読者目線で記事を書くことができるようになりました。そして、内部リンク、外部リンクについても使い方をマスターできました。

それでは、次回は、アフィリエイトの商材を1つを例にして、レビュー記事の作り方を解説していきます。次回、「レビュー記事で稼ぐ」について解説です。

お楽しみに!

【次の一歩へ】ブログ成功のための必読ロードマップ

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