YouTubeに興味があって動画を投稿したいケド、「顔出しとか声出しが恥ずかしいよ~」、または「知り合いには絶対に知られたくない」という方。
それに、「自分は上手くしゃべれないから」とあきらめている方。
ネコぷにゅも同じような状況でYouTubeを始めようと思っているので、ネコぷにゅが行っている環境を紹介します。(進行形)
前回は、YouTubeに投稿するための動画編集ソフトを低スペックのPCにインストールして動作させることができるか確認するため、実際「Movie Studio 2022 Platinum ダウンロード版」を低スペックのPCへインストールし、無事に使用できることを確認しました。
今回は、声出しNG問題について、自分の声を使わずにナレーションを作成する方法を解説します。
前回の記事と合わせれば、ナレーション付きの動画を作成することができるようになりますよ。
投稿しても始めのうちは
知り合いに見られるの恥ずかしいよ
YouTubeでは顔を出さないと不利と
言われてるけど事情があるケドね
動画のBGMや効果音
まず、YouTubeに投稿「する/しない」に関係なく、動画の編集は性能の低いPCでも可能です。
カメラやスマホで動画撮影する人は、持っているPCに動画編集ソフトを入れていても良いと思います。
低スペックのPCへ動画編集ソフトのインストール(下の記事)で確認しました。
そして、動画編集ソフトをインストールできたなら、動画にテロップや字幕を入れるのはそれ程難しくない操作でできます。
(「Movie Studio 2022」の使用方法は別の記事を予定)
テロップや字幕の次はBGMと効果音です。
実は、BGMや効果音も簡単に挿入することができます。
なので、少し練習すればカメラやスマホで撮影した動画を使って、テロップ、字幕、BGMと効果音を使った程度の動画は、すぐに作成することができるでしょう。
当然、その動画はYouTubeにUPして収益化を狙うことも可能です。(収益化には条件があります)
ただ、動画にテロップや字幕を入れ、BGMと効果音で雰囲気を出したとしても、解説はひたすら文章を読ませるだけの動画になってしまうので、どうしてもナレーションが欲しくなります。
解説系YouTubeで、自動音声を使用してナレーションを入れている方も同じような事情なのだと思います。
それならば、少しでも聞きやすい自動音声を使ってナレーションを入れたいものです。
そこで利用したいのが今回紹介する「かんたん!AITalk5」です。
かんたん!AITalk5
「かんたん!AITalk5」は入力した文章を読み上げてくれるソフトです。
だいぶ前からテキストの文字を読み上げてくれる無料のソフトはありました。パソコンやスマホの音声アシストも同じような機能です。なので何を今さらと思うかも知れません。
しかし、知っての通りそういった自動音声はどこか機械的です。
「かんたん!AITalk5」は、より人間に近い発音で読み上げてくれます。
それでは早速「かんたん!AITalk5」の実力を見て(聴いて)もらいたいと思います。
作成した音声は、
「こんにちわ。ネコぷにゅです。
今回はかんたん!AITalk5の音声作成について解説したいと思います。」
上の文章です。下にある再生ボタンを押して聴いて頂ければと思います。
【音声:のぞみ】
【音声:あんず】
「かんたん!AITalk5」では5人の音声データが収録されていて、【あんず】は幼い女の子の音声なので、少したどたどしい所があります。
使用方法
「かんたん!AITalk5」の使用方法です。
使い方はとっても簡単です。
「かんたん!AITalk5」をインストールして起動すると以下の画面が表示されます。
上部の左側で、どの声を使用するか「かほ」、「ななこ」「のぞみ」「せいじ」「あんず」の5人から選択できます。
下部の左側では「マスターコントロール」で「音量」、「話速」、「高さ」、「抑揚」、「長ポーズ」、「文末ポーズ」を調整できます。
まずは文章を入力して実際の音声を聴いて頂きましょう。
文章は上部の右の枠内に入れます。
適当にYahooからコピペした以下の文章を使用します。
「群馬県周辺では夜遅くにかけて、大雨による低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。」
入力した文章を再生するのは入力枠下部の「再生」、音声ファイルにするのは「音声書き出し」です。
これが、何も調整をしない音声データになります。
単語間の調整
このままでも、それ程悪くは無いのですが、「大雨による低地の」と「浸水や」の間に少し隙間ができています。
これを無くしましょう。
単語の強調部分を変更する、下部の「単語編集」を使用します。
通常この「単語編集」では、1つの単語の強調部分を変更するのに使用するのですが、「低地の」と「浸水や」を1つの単語として登録してしまいます。
「単語編集」のタブで、「見出し」に「低地の浸水や」を入力します。
「読み」に「テイチノシンスイヤ」と入力します。
右側で強調する部分を設定しますが、今回は上の画像のように変更しなくても良さそうなのでそのままです。
「再生」で問題ないか聴いてみて、特に問題なければ「登録」で登録します。
そうしたら、上部の再生ボタンで入力したテキストを再生してみます。
より人間らしい発生になりましたね。
話速の調整
今度は「マスターコントロール」を少しいじってみます。
「マスターコントロール」のタブで「話速」を1.00から1.20に変更してみます。
再生でお分かりの通り、話す速度が少し速くなりました。
このように、話し方を簡単に変更することができます。
※あとで「高さ」、「抑揚」を変更した時の音声データも載せたいと思います。
まとめ
このように「かんたん!AITalk5」では、入力した文章を人間が話したような発音で音声データにすることができるため、作成した動画に自分の声を使わずナレーションを入れることができます。
これで、YouTubeに投稿する動画にも声で解説を付けれるので一層見やすい動画になりますね。
実際の音声で解説やナレーションを入れた方が、感情が込ってユーザーにより思いが伝わる動画になるとは思いますが、どうしても声を入れるのに抵抗がある方は「かんたん!AITalk5」などの音声変換ソフトを使用してナレーションを入れてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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